浄霊は、その品物や土地建物についている、悪い気や波動を浄め、良い気や波動に変えてしまうことで、その品物や土地建物が原因で発生していたとする、悪運や不幸な現象を解決したり、逆に幸運を呼び寄せる品物、土地建物に変えてしまう儀式や霊能力を意味する。

これは、神道におけるおはらいや、地鎮際に相当する儀式で、各霊能者流に言い換えた物であるといえる。

浄霊と同等の能力、儀式を、霊を救済するという意味の、救霊と呼ぶ霊能者や団体もある。

浄霊を行う霊能者の中には、霊1柱に対し1回で完了させる又、自殺者や癌患者の霊を救済できるのが本物と主張する霊能者がいる。

浄霊を行う霊能者の中には、自分以外を全て偽物と決めつける霊能者は、偽物であると主張する霊能者がいる。

旦那の浮気疑惑で、精神的不安定になった友人が、母親に紹介され自宅で霊媒師なるものから浄霊を受けることになった。

なんでも何代か前の霊が悪さをするので旦那の浮気が納まらないだそうだ。

女性の霊媒師だったが、彼女が病気を持つ人の患部を触ると不思議と痛みが消えるという触れ込み付きだった。

落ち込んでいた友人はわらをもすがる思いで、霊媒師を家に呼び、何日もかけて浄霊をしてもらっていた。

そんなある日、霊媒師が約束の時間よりかなり遅れて友人宅に浄霊に現れた。

遅れた理由が歯が急に痛くなったので歯医者に行ってきたとのことだった。

人の患部を触るだけで痛みを除去できる能力を持っているという触れ込みなのに、自分の痛みは治せない。

このことで友人は我に帰りすぐに霊媒師を追い返し、二度と家にあげることはなかった。

霊媒師は自分のミスに気づいていなかったようだが、本音が自分の商売をインチキだと証明してしまった。

友人は高い勉強代だったと今では笑い話にしている。